かん字

書店の子供コーナーで「小2 かん字」というタイトルの本を見かけた.一瞬何の本か分からなかったが,隣に「小3 漢字」という本があったので,漢字のテキストであることが分かった.

小学校2年の段階では「漢」という字を習っていないから「かん字」という表記にしたのかと思ったのだが,妻から「ここに読解っていう本があるよ」と言われ,絶句.本のタイトルは「小1 読解」である.小学校1年生は「読」も「解」も習わないであろう.ましてや,「読解」ということばを知るはずがない.「どっかい」と書かれても分からない.

学年に応じた言葉を使用するというルールが一貫していないことに違和感を感じる.漢字を「かん字」とするならば,なぜ読解は「どっかい」や「こくご」,「よむ」などにしなかったのだろうか.モヤモヤが収まらない.

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