昆虫食

鴨江アートセンターで開催された「未来はディストピアか?ユートピアか?」に参加した.フリーフードのおやつとして昆虫食が提供されていた.普段なら絶対食べないが,イベント参加前からお酒が入って酔っぱらっていたので,食べてみることにした.

昆虫食はタンパクを多く含んでおり,アジアでは貴重なタンパク源として食されている.日本でも地域によってはイナゴを佃煮にして食すことは知られている.昆虫食と聞くとびびってしまうが,先に述べたようにアジアでは普通に食べられているし,日本でもNPO法人食用昆虫科学研究会などが食糧危機の対策の一つとして昆虫食を推している.ここまでは知っていたのだが,日本に昆虫食販売店があることは知らなかった.今回提供された昆虫食はtakeo.tokyoが提供しているもの.パッケージが外国で売っているドライトマトのようで,洗練されている.今日のメニューはバッタ,コオロギ,ミルワームだと思われる.

酒の勢いで食べてみる.サクサクした食感で小エビの唐揚げのような食感.味は不味くはない.ザ・たんぱく質である.昆虫によって微妙に味が異なり,バッタよりもワームの方がコクがある,ような気がする.見た目さえ気にしなければ,割とパクパクいけそうだ.これで食料危機が脱せるのであれば,悪くないと思う.

写真はどら焼きと昆虫食(バッタ)のコラボ.昆虫食ばかり食べていると味に飽きてくるので,甘いものと併せて食べると良いでしょう.

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