忘却の整理学

忘却研究の息抜きとして,外山滋比古氏の忘却の整理学を読んだ.

結びにある「忘却は自由への道を拓くもの」という言葉が,本書のすべてを語っている.知的メタボリック症候群に陥っている人は,知識に縛られ思考を自由にすることが難しい.忘却が余計な情報,知識,雑念をそぎ落とし,頭の中を整理,再構成してくれることで,嫌なことを忘れ,過去をイイ感じに美化し,自由な発想でものごとを考えるように導いてくれるのだろう.

メモ:「よく学び,よく遊べ」ではなく「よく遊び,よく学べ」

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