様々な要素
- 1960年代から1970年代の情報ソースの信憑性に関する研究では,メッセージの受け手に信憑性を感じさせる要因の解明に力点が置かれた.
- 研究者の多くは,信頼性(trustworthiness)と専門性(expertise)が情報ソースの信憑性に係る2大要因であることを明らかにしたが,その他にも力強さ(dynamism)や落ち着き(composure),社会性(sociability)といったものも情報ソースの信憑性に影響があることを明らかにした(Berlo, Lemert, & Mertz 1969,Gass & Seiter 1999, Jurma 1981, McCroskey 1966, Perloff 1993, Whitehead 1968).
- 情報ソースの信憑性の研究においては,メッセージの受け手に信憑性があると思われる話者は「専門能力あり,信頼感(正直さ,真っ直ぐさ)があり活気があり,落ち着きがあり,気立ての良い人」とされる.
Continue reading “【Credibility for the 21st Century】5. 情報ソースの信憑性に係る様々な要素”