さようなら学生生活。こんにちわ社会人生活

昨日をもって学生生活が終わり、今日から社会人生活が始まる.

思い返せば9年間も大学生活を送っていたことになる.小学校よりも長い.普通なら4年のところを5年も余分に大学にいた.修士課程,博士課程へと進学する度に友人たちが社会へと羽ばたいていく一方で,僕は大学生活を延長し続けてきた.しかし,今日からは旧友に再会しては「山本君は今何してるの? — まだ学生やってるよ」というやりとりも晴れてなくなる.

社会人になる喜び(or 不安)なんぞよりも長かった学生生活が終わったことへの喪失感がなんだかすごく大きい.小学校から数えると21年間も教育を受けさせてもらった.今後それを受けることもないと思うと喪失感を感じてしまう.毎度のことながらこういう節目では,「自分は十分に”もがいた”だろうか」という問いをしては「●○×△」な気持ちになる.

しかし,今はそれ以上に感謝の気持ちでいっぱいだ.21年間も教育を受けさせてもらったこと,暖かく学生生活を見守ってくれたこと,学生時代というタイミングを見計らって常に叱咤してもらったこと… 感謝.

とにかくもう学生生活を送ることはない.今日から僕は大学教職員として働くことになるのだ.

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