何を映す鏡か

アムステルダム出張中、マウリッツハイツ美術館の前で見つけたミラー。通常ミラーは死角を確認するために設置するものと思うが、このミラーの周り180度は開かれており死角はない(残り180度は壁)。

ミラーは何のために設置されたのか?よく見るとこの設置場所から壁が一段下がっていることで画面奥側から身を隠せるようになっている。ここで何かこそこそとする人がいるのかもしれない。そうすると、このミラーは誰かがこの場所でこそこそ何かやっているときに、後ろから見れるようにするためのものだろうか?

あるいは、ミラーが向いている先には排水溝の方を向いていることから、この場所でタバコを吸ったり立ち小便をする人がいるのかも知れない。そう思うと、このミラーはそういう人に後ろから見られてるよ、無意識の注意喚起を与えるためのものなのだろうか?

ACM WebSci 2018で発表を行いました

2018年5月28-30日オランダはアムステルダムにて開催されたACM WebSci 2018にて、”Web Access Literacy Scale to Evaluate How Critically Users Can Browse and Search for Web Information”というタイトルの発表を行いました。

本公演に関する論文の書誌情報は以下のとおりです:

Yusuke Yamamoto, Takehiro Yamamoto, Hiroaki Ohshima, and Kawakami Hiroshi: Web Access Literacy Scale to Evaluate How Critically Users Can Browse and Search for Web Information, Proceedings of the 10th ACM Conference on Web Science (WebSci 2018), pp.97-106, Nederland, Amsterdam, May 2018.

また、本公演で用いた発表資料は以下でご確認いただけます。

Wikipediaダンプファイルのダウンローダ

年に1回くらいWikipediaのダンプファイルをダウンロードしたくなるのだが、その度にどのファイルを落としたらいいのか、どうやって落とすかを忘れてしまう。

こんなことに毎回頭を使いたくなくなったので、ダウンロードのためのPythonスクリプトを作成した。果たして次回以降楽になるのだろうか?

https://github.com/trycycle/wikipedia-downloader

ACM WebSci 2018に論文が採択されました

JST RISTEXプロジェクトで行ったウェブ情報アクセスリテラシーに関する研究成果が、ACM WebSci2018(The 10th ACM Conference on Web Science)にフルペーパーで採択されました。発表タイトルは以下の通りです:

Yusuke Yamamoto, Takehiro Yamamoto, Hiroaki Ohshima, Kawakami Hiroshi,
Web Access Literacy Scale to Evaluate How Critically Users Can Browse and Search for Web Information,
Proceedings of The 10th ACM Conference on Web Science (WebSci 2018), pp.1-10, Amsterdam, Nederland, May 2018.

プレプリント版論文はコチラからダウンロードできます。

不便益システムシンポジウム2018で講演を行いました

3月23日キャンパスプラザ京都にて開催された「不便益システムシンポジウム2018」にて、「衰えたのは便利さが理由?情報アクセスリテラシー診断とその結果」というタイトルの講演を行いました。

本講演では、JST RISTEX「人と情報のエコシステム」川上プロジェクトでの成果を一般向けに発信することを行いました。

SlideShareにアップしたPDFで特定の日本語が表示されない

MacのMicrosoft PowerPointで作成したスライドデータをPDF化し、SlideShareにアップすると、特定の日本語が表示されない。

1年くらい前にこの問題に気付いたこの問題。そのときはAdobe Acrobatを使ってPDF化すると問題なく表示されいたはずなのだが、先日学会で発表したスライドをアップした見返し見るとまた表示されなくなっていた。

1年前も解決方法を調べたのだが、Qitaの記事にあるように、Mac特有のフォントを使うことを諦めたり、そもそもSlideShareを使うことを諦めるべきだろうか?プラットフォームとしては気に入っているので、SlideShareを切り捨てることはしたくない。

僕の場合はSlideShareのコンテンツを見る限り、どうやら小塚フォントがだめなのようなので、いつも使っているスライドマスタを変更して別のフォントに切り替えることにする。

浜松に引っ越してちょうど1年

今日で浜松に引っ越してきてちょうど1年が経った。浪人生のときからずっと暮らしてきた京都を離れ、まったく知り合いもいない、教育・研究環境もこれまでの環境とはまったく異なる地での生活。どんな1年になるだろうか、自立した研究者としてやっていけるだろうかと不安もあったが、なんとか浜松引っ越し1周年を迎えることができた。

友人・知人がほぼ皆無だった僕と知り合いになってくださった浜松の皆様、ありがとうございます。そして、ときどき京都に戻っても温かく迎えてくださる皆様、ありがとうございます。

京都大学附属図書館研究開発室セミナーで講演を行いました

2018年3月19日は京都大学附属図書館で講演を行いました。モデレータデーある京都大学学術研究支援室の方からは「ウェブでの情報発信」をテーマの講演を依頼されたのですが、「ウェブ発信にかまけている時間があるならば、京大研究者は研究に時間を割いて!」という空気を読んでいない発表をしました。

国民に対する研究者からの発信は重要なことですが、ピカイチの研究者は思いっきり研究をして研究で社会に貢献すべきだと思います。研究に費やす時間が増えるように支援してくださる研究支援者がいる大学であれば、なおさらのことです。

“Oops, something went wrong. Upload failed” on SlideShare

学会での発表資料や研究室内の勉強会発表資料をSlideShareにアップロードしようとしては”Oops, something went wrong. Upload failed”というエラーと表示され四苦八苦していたのだが、ようやくアップロードに成功した。

僕の解決方法は「ファイル名を半角英数字にする」だった。同じ現象で苦しんでいる方、試してみてください。ちなみに以下の方法ではうまくいきませんでした:

  • MacデフォルトのPDF変換ではないPDF変換をつかう
  • WindowsマシンでPDF化する
  • 画像化する

DEIM2018口頭発表の資料をアップロード

2018年3月4-6日に福井県は芦原温泉で行われた第10回データ工学と情報マネジメントに関するフォーラム(DEIM2018)で、JST RISTEX「人と情報のエコシステム」プログラムに支援いただいている研究発表を行いました。発表題目は「批判的ウェブ情報探索リテラシー尺度の開発」です。

発表スライドをアップロードしましたので、ご興味・ご関心のある方はご覧ください。