報告がちょうど1週間ほど遅れましたが,2011年2月9日に僕の博士論文「ウェブ情報の信憑性分析に関する研究」の公聴会発表が終わりました.朝9時からの発表だったので,見に来られる方は10人くらい,せいぜい審査委員の先生方と研究室の教員と博士学生数人だろうと思っていました.ところが僕の予想に反して,20人以上は来てくださった.研究室外の方も来てくださったのでとても嬉しかったです.来てくださった皆様,僕の拙い発表を見に来てくださって本当にありがとうございます.
学位審査の結果ですが,おかげさまで無事合格させて頂けました.何もかも終わった感があり,一気に脱力しました.とりあえず「良かった」の一言に尽きます.
最後に… 僕は一人で研究できるほどの研究者としての素質はありません.正直かなり微妙だと思います.正数学的に頭が切れるわけでもないし,すばらしいアイデアをポンポンと思いつく発想力もないです.話を整理したり抽象化したりする力も乏しいです.理解能力に関しては本当に悲しいくらいありません. そんな僕でも最後まで諦めずに研究を続け無事公聴会を終えることができたのは,色んな人が色んな面から僕を助けてくれたからだと思っています.みなさん,本当にありがとうございました.
※ 公聴会に用いたスライド,博士論文はコチラのページで閲覧することができるようにしました.