Category Archives: 研究室生活

研究室で学べること

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研究室は研究を行うところだから就職希望の人間にとっては研究以外のことを研究室から学ぶことない,と思っている学生は少なくない気がする.「研究室は研究を行うところである」というのは間違えではないと思う.でも,研究以外のこと学べないというのは言い過ぎだし,むしろ機会損失をしていると思う.

経営理論,マーケティングを学ぶみたいにそもそも研究室で学ぶことができないものはあるけれども,いわゆる社会人基礎力みたいなものは研究室でも学べると僕は信じてる.というか,社会へ飛び出す前の最後の学びの場としての研究室だからこそ研究だけでなく社会に出るための基礎力を養うべきだと思う.以下学べること:

 

  • ロジカルシンキング → 研究の問題整理,課題のブレイクダウン,研究発表の構成作り
  • 抽象化 → 研究の整理
  • プレゼンテーション能力 → 研究発表のスライド作り,研究発表
  • コメント力 → 研究会(ゼミ)などでの質問
  • チームで働く力 → 実験での強力
  • 挨拶,電話のマナー,コミュニケーション能力 → 研究室での挨拶,研究室で電話を取る,先輩・後輩・教員との積極的なコミュニケーション
  • 国語力,英語力 → 論文執筆
  • メールの書き方,議事録のまとめ方 → 研究室で使うメール,ミーティングで積極的に議事録を取る

 

就職のために研究室では学ぶことがない,というのは非常にもったいない.研究室でも十分に社会に出るための基礎力は学べるのだ.どんな環境でも積極的に学び自分を磨こうという意志がなければ,研究室の外に学びに行ってもそんなに得るものはない.結局のところ,成長できるかは自分の意志に係っている.

研究室でも学べることはたくさんあるので,考え方を変えてみよう.そうすれば研究とも楽しくつきあえるはず.

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研究室に配属された新B4に初めの1ヶ月でやってほしいこと

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新しい学部4回生が研究室に配属された.自分が配属されたときのことを思い出していたのだが,当時はいざ配属されたものの研究室で何をしたらいいのかも分からず,朝10時に研究室に来ては基礎情報処理試験の勉強をしていたくらいで特にやることが無かった(与えられもしなかった)ことを記憶している.

もちろん研究室によっては新B4に対する方針をしっかり最初から決めているところもあるのかもしれないがなかなかそんな研究室は無いと予想される.4月は教員の皆様が年度初めと言うことで会議やらなんやらで忙しい.面倒見の良い先輩がいれば相手をしてあげるのかもしれないが,そんな学生は多くはないし新B4全員の面倒を一気に見れるわけでもない.

「自らやることを見つけるべきである」という意見もあるのかもしれないが,研究室というこれまでと全く異なる環境(社会)に入ってきた新B4には余りにも酷.何をして良いのか分からないのは当然であろう.そういうわけで新B4は最初の“何もせずにただ研究室にいる”という時間が増えてしまうわけである.

 

そこで,B4からD3まで研究室経験を基に研究(室)生活を有意義にするため「研究室に配属された新B4に初めの1ヶ月でやってほしいこと」を考えてみた.PCやメール環境の設定や研究室ルールを覚えるなど細々したことは色々考えられるのだが,

先輩学生に研究内容を聞きに行く

のが一番有益だと思った.

 

理由1: 研究室の研究内容を知ることができる

研究室紹介の際に教授や准教授の一応研究内容を教えてもらえるが,山盛りの研究内容を高々10-30分程度の時間で離されても「よく分かりませんでした」というのが正直な意見であろう(きっと研究室の選択は「なんとなく研究テーマが面白そうだった」「雰囲気が良さそうだった」「楽そうだったから」とかそんな理由だと思うし,僕もそうだった).なので研究室の研究内容は4月の時点では知らないはず.

研究室のみなさんの研究の内容を知っておくことは研究テーマを選ぶ上でも参考になるし,「○○先輩はたしかこんな技術を使っていたなぁ」と記憶しておくことは,研究を進める上でのヒントにもなる.ということで,研究室の研究状況を知ることは非常に重要である.

 

理由2: 自分の研究業界の状況を知るための手っ取り早い方法だから

新B4も研究室に入ったので当然研究することになる.先輩や教員からは「興味のある研究を探してみようね」なんてことを言われる(言われた)と思うが,そもそも

  • 自分の研究室がどんな研究領域に取り組んでいるのか
  • どんな研究トピックがあるのか
  • そもそも研究って何か

を知っている新B4はさすがにほとんどいないと思う.というわけで彼らが興味のある研究を探すことは難しい.研究室の論文や関連論文を読んで勉強してから・・・というのも知識が無いので読み進めるのも困難.

そこで「先輩学生に取り組んでいる研究について説明してもらう」である.直接話をすることができるので知識の少ない学生でも分からないところがあればすぐに先輩に聞くことができる.研究室には様々な研究トピックがあると思うので,いろんな先輩に聞くことで(少なくとも研究室がターゲットにしたい)研究領域に関するトピックに関しては雰囲気くらいは網羅できるのではなかろうか?そこから関連研究を探し始めても全然悪くない.

 

理由3: 先輩とのコミュニケーションを図るチャンスが増えるから

何もすることがないと新B4から先輩に話しかけるチャンスは無いと思うが,これなら話しかける口実になる.先輩・教員とコミュニケーションを取って早い段階で関係構築することは,充実した研究室を送るためには非常に大事.勇気を持って話しかけてみよう.先輩や教員というのは後輩から頼られると嬉しいもの.きっと嫌な顔をせずに教えてくれると思う.

先輩学生にとっては知識の少ない新B4に研究内容を説明するためには分かりやすくエッセンスを取り出して説明する必要があるから,研究発表の練習にもなると思う.

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