学生がコメントを出しやすい環境作り
先週はDEWSと情報処理学会全国大会の2つの学会に参加したが,2つの学会では質疑の雰囲気が違った.DEWSでは先生方が発言し,学生はあんまり発言していなかったが,情処では学生が積極的発言しディスカッションしていたのだ.僕的には別に誰が発言しようが,議論してくれたら楽しいので構わない.が,全体として考えると学生同士が学会という場でディスカッションすると刺激にもなるので良いと思う.
しかしなぜ2つの学会で差が出るのか.情処の方は先生方がほとんどいなかったのが大きい.質問をするときに一番心配することは「分かっていないと思われたらどうしよう」「質の低いことを言ってしまっていないか」などであろう.先生方がいるとそういう風に余計に考えてしまうし,先生方が先に質問をしてしまうと余計に発言しにくい(という心理になる).外国のように初めからディスカッションに慣れてしまっている人にとっては先生だろうが誰だろうがお構いなく発言するんだと思うけど,日本人はそれができなくなってしまっている.
こういうことを少しでも解決するためには自分の心がけも大事であるが,コメントを出しやすい環境を作るべきでもある.僕が思うに,
● 学部生から順に発言させるべき(先生方は一番最後に発言する)
● 先生は一番前に座らない
● 発表内容と関係のある聴衆に司会者が話を振るルールを作る
などが考えられる.立場の差を感じさせないこと,自分が参加しているという感覚を覚えさせればもっともっと議論に参加するようになると思うんだがどうだろうか.

